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2022年冬に映画化した「かがみの孤城」。
2018年には本屋大賞も受賞した作品で大変話題作です。
現在も愛されており、累計発行部数は200万部を超えています。
登場人物の共通点は学校へ行っていないこと・・・。
登場人物の1人であるアキはなぜ学校にいけないのでしょうか。
アキはルールも破ったよね
アキ・・・なにがあったんだろう
この記事では「かがみの孤城」に登場するアキはなぜ学校へいけないのか、作者はアキを通して何を伝えたいのか調査しまとめています。
【かがみの孤城】アキ学校へ行けない理由とは?
【かがみの孤城】でアキが学校へ行けない理由は明かされていません。
ですので、物語をもとに考察していきます。
アキは中学生のころバレー部に所属していました。
運動神経の良かったアキはできない子にきつく当たってしまったりいらだつことがありました。
アキらはできない後輩を1人づつ呼び出し、反省会をすることも・・
これは上級生みんなでしていたことなのに、アキだけがいつの間にか悪者にされてしまっていたのです。
そして終いにはバレー部を辞めることになり学校へ行けなくなったと推測します。
なんか現実にもありそうだよね。
みんなでやっていたはずのことがいつの間にか自分だけ悪者に・・
【かがみの孤城】アキが学校へ行けないのは先生や彼氏が関係する?
「かがみの孤城」でアキが学校へ行けない理由に先生や彼氏は関係ありません。
アキは祖母の不幸の際鮫島先生に出会います。
鮫島先生は、アキの祖母の友人です。
鮫島先生は勉強ができず学校へ行けない子どもたちをあつめ勉強を教えていました。
アキも学校へ行っていなかったので勉強には遅れがあります。
そんなアキの進路に寄り添い留年させることを決めました。
アキには結婚する前に年上の彼氏がいました。
しかしこの彼氏とアキが付き合っていたのは中学生ではありません。
つまり、中学校に行けていなかったこととは関係がありません。
アキがピンチの時救ってくれず、結婚には至りませんでした。
アキが結婚したのは、大学3年生の時に近所の総合病院で出会った喜多嶋先生です。
つまりアキは結婚して喜多嶋アキとなります。
ということは・・・こころの通う「心の教室」の喜多嶋先生ですね。
アキはこころに寄り添いました。
「かがみの孤城」で集められた子供たちは違う時代を生きる7人の子供たちでした。
つまり、城では同級生であっても現実世界では同級生ではありません。
ですので城では友達のように寄り添い、現実世界で違う形で寄り添っていたのですね。
【かがみの孤城】作者がアキを通して伝えたいことは?
【かがみの孤城】でアキを通じて作者が伝えたかったことは大人になるのは一人じゃなくていいというメッセージなのでは?と推測します。
だれかに支えられて、誰かに寄り添ってもらって大人になればいいというメッセージを感じました。
アキ自身も大人に支えられ、大人になり、大人になってこころをはじめ多くの子供に寄り添いました。
大人は子供の心をすべて理解しているとは言い切れないけれど、わかろうとすることは大事なのかなとアキを通して感じました。
まとめ
「かがみの孤城」は
- アキが学校に行けなくなったのは部活が関係している
- アキが学校へ行けなくなった理由に先生や彼氏は関係ない
- 大人になるのは一人じゃなくていい
という結論になりました。
中学生という時期は大人でもなく子どもでもなく、でも子どもという何とも言えない時期ですよね。
その頃の悩みや生きづらさそのようなことをリアルに感じました。