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新海誠監督の作品の「すずめの戸締り」。
大変話題になりましたよね。
よかったと思う反面、伝えたかったことはなんだろう?と思いませんか?
すずめと草太は子供の頃に会ってたの?
全体的にはっきりとは説明できないかも・・
この記事では「すずめの戸締り」が結局何を伝えたかったのか考察していきます。
すずめの戸締り 意味不明?
すずめの戸締りについて意味不明という意見もあります。
その理由は以下のことが考えられます。
- 登場人物の役割がわかりにくい
- 物語の目的がわかりにくい
- 時系列がわかりにくい
登場人物の役割がパッと入ってこずわかりにくい印象を受けました。
結局この人は何がしたかった?という感覚がありました。
個人的にわかりにくかったキャストを簡単にまとめると以下の通りです。
草太 | 廃墟の後ろ戸を閉める閉じ師。 閉じ師の家計に生まれたため全国の戸締りをしている |
ミミズ | 地面に落ちると地震が起きる 地震を起こす原因になるもの |
ダイジン サダイジン | ミミズを止める要石が猫に化けた |
物語の目的がわかりにくいという印象を受けました。
私はタイトルをみて、地震の話が関係するとは思っていなくて、地震と戸締りってどんな関係?から疑問を持ってしまいました。
しかしその戸締りこそが、防ぐという役割を持っていたんですね。
過去と現在と未来のストーリーが混在します。
すずめだけをとっても「すずめ」なのか「鈴芽」なのか問題があります。
でもこれは幼少期は「すずめ」未来は「鈴芽」。
成長を表しているのかなと感じました。
ある意味わかりやすく時系列を表してくれているのかもしれません。
すずめの戸締り結局何を伝えたかった?
すずめの戸締りで伝えたかったことについて個人的意見でまとめました。
以下の通りです。
- すずめが戸締りをして人々を救っていく
- 震災と向き合うことを伝えている
- 無償の愛
すずめの戸締りというタイトルの意味についてまず考察していきます。
すずめがなぜ戸締りをするのかということです。
すずめ自身幼少期に震災にあい、看護師の母親をなくしています。
そのときすずめは幼いこともあり、何もできなかったという無念があります。
何もできなかったこのことに罪悪感があるすずめは戸締りをすることで震災を止めることができ、人を救うことができ、自分の力は無力ではないと向き合っていくということを伝えたかったのではないかと考察します。
新海誠監督の作品は自然現象をテーマにする作品が多い印象です。
今回は震災。
震災の映像はショッキングではありますが忘れてはいけない事実でもあります。
すずめが震災と向き合うことで私たちにも向き合うべきだと訴えているような印象を受けました。
すずめは幼少期に母親をなくしています。
母親を失った辛さはもちろんあります。
しかしすずめはこの物語を通して、様々な人からの愛を受け成長する姿が見られます。
草太への感情はもちろん、年齢の様々な女性からの愛も受けます。
本当の母親はいないから親子関係のような愛は受けられないかもしれません。
しかし、様々な人からたくさんの愛情を受け、いろんな困難を乗り越えていきます。
普段私たちが様々な人に愛してもらっていることに感謝する気持ちも自然とわいてきました。
すずめの戸締りに対する考察まとめ
すずめの戸締りに対する考察をまとめました。
まとめ
すずめの戸締りは
- 意味不明という声もある
- 伝えたかったことに関しては「すずめの戸締りの意味」「震災」「無償の愛」についてと考察
という結論になりました。
震災の内容が入るということでネガティブなイメージがありました。
しかしすずめの戸締りを通して成長していく姿をみてなんだか感動してしまいました。